スパークリングは炭酸でおなかが膨れるのが嫌で敬遠していました。したがってスパークリングの経験値がほぼ0なのですが、最近、どういうわけか気になって、このシャンパーニュを手に取りました。シャンパンってもっとオシャレな飲み物だと思っていましたが…
ロベルト・シューマン(1810-1856)の1842年の作品。もう何度聴いたかわからないくらい聴いています。でも、いまだに第3楽章(12:23~)にさしかかると涙腺崩壊。「美しくも切なく」とはこのメロディーのためにある言葉です。それから、ロマン派嫌いのグールドで…
久しぶりに新しいプーリップをお迎えしました。ヴェリタス・ディープ・クリムゾン・ヴァージョン。毎度ながら、拘束着なみの過度の梱包を解くのに苦労しました(今回は特に腕の保護テープをとるのが大変でした)が、そんなことを忘れさせるキュートないで立…
エノテカ阪急西宮ガーデンズ店に2月19日まで勤務されていたソムリエさんに最終日に選んでもらった1本。ソムリエさんの一番のお気に入りらしいです。グラスに顔を近づけるとブルーベリーなどの黒系果実のアロマをヴァニラやキャラメルのニュアンスが優し…
メンデルスゾーン(1809-1847)は、バッハのマタイ受難曲の再演など、今日まで続くバロック音楽愛好の礎を築いた人なので、自身もフーガ作品を多く残しています。中でも、この作品(1832)はポピュラー。メンデルスゾーンらしいおごそかな讃美歌風のメロディーは…
最近、よく行っている龍王軒さんの中華丼(¥700)です。子供の頃、近所の中華屋さんから、よく出前をとっていたお気に入りの中華丼に似ています。その中華屋さんのご主人が出前中の事故で亡くなってもう二度と味わえないと思っていましたが、再会できたようで…
香りは酸っぱみのあるチェリーにスミレ、仄かな樽香。口に含むとメルロ由来なのか良いダシのようなミルキーでまるみのある甘味が印象的。果実味じゅうぶんで、キメが細かくじわーっとくる酸味が余韻まであとを引く。サンジョヴェーゼらしいすっきりしたプロ…
ピアノの新約聖書と言われるベートーヴェン(1770-1827)のピアノソナタ全集の最後から5番目(1816)の作品です。甘美で繊細な心象風景の第一楽章、気晴らしの屋外活動のような第2楽章、また沈思する第3楽章、でも最後は決心が決まったかのように高らかにフーガ…
阪急西宮ガーデンズすぐ東の貧頭カレー(西村酒店)さんのポークカレー(¥850)です。薬膳薬膳したカレーで辛いです。でもクセになる味。なお、カレー以外にラムステーキも美味しいのでお試しください。後者は女子バレー日本代表の長岡望悠さんのお気に入りメ…
西宮のラーメンでどれか1つをとるとしたら、わたしは間違いなくこの一杯にすると思います。わたしがが関西のラーメンを敬遠するのは、あまりに野菜を軽視しているからです。わたしは食事としてラーメンが食べたい。だから、肉、野菜のバランスを重要視しま…
レモンとりんごのような上品な香り。口に含むと果実味が溢れだします。ライチのジューシーさ、グレープフルーツのフレッシュ感。料理を選り好みしない性格の良さに加え、絶えず明るい表情ながら、変化もあって人を飽きさせない。さすが、トリンバックの看板…
プーリップの中でも、パジャは人気の子。こちらは、2012年の再販モデルですが、この清純なメークにはいつも癒されます。なお、パっと見、おかっぱのように見えますが、実は超ロングヘアを怪獣パジャマの中に隠しています。【撮影機材】SONY α7-Ⅱ + CONTAX Ma…
わたしは常日頃、野菜炒めを美味しく作れる人こそ、尊敬に値する。と思っているのですが、中華料理店のメニューにないことも多く、あれば真っ先に試すことにしています。阪急今津駅の傍にある『桃園』さんの「肉入り野菜炒め定食」は、特に「肉入り」の意味…
モーツァルト(1756-1791)のみならず、ベートーヴェン以前の音楽のあらゆる要素を集大成した偉大な墓標と言うべき作品。もう、何百回聴いたでしょうか。でも、いまだに終楽章の晴れやかで決然としたフーガを聴くと涙が止まりません。「ジュピター」と呼びたく…
今日、エノテカで、馴染みのソムリエさんの転勤のニュースを聞きました。そういう季節になりましたね。彼女には、いろいろ教えていただきました。本当に名残惜しいです。でも、前を向きましょう。と言うことで、予定を変更して、今日は、モンテスの赤の定番…
西宮市中央運動公園のすぐ西にある龍王軒さんの餃子です。子供の頃通ったお店の餃子の味にそっくり。西宮に来て、またこの味に出会えるとは思っていませんでした。感激です。¥350と少しお高いですが、料理は最終的には値段より味です。美味しい! 龍王軒(西…
香りは蜜がいっぱいのプラムにワイルドベリーの酸っぱい予感、チョコレート、オレンジ、なめし皮・・・グラスからの距離でくるくると表情が変わります。でも、一貫してフレンドリーで魅惑的。口に含むと個性のある酸味に目を見張ります。果実味、甘味をじゅ…
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)は同じ年に生まれたバッハやヘンデルとは違ってフーガはほとんど書いていませんが、このト短調のフーガは有名。ホールトーンスケールを使った主題は当時、聞く人を驚かせたに違いありません。ピアノでシャッフルすると、…
阪神西宮駅から南に3分ほど歩いたところにある隠れ家系洋食店Dining ROMOさんのデリプレートです。メインは日替わりで、この日はエビフライと、無理にオペレーションの違うハンバーグにせずに同じフライのミンチカツにしています。納得の選択。エビフライも…
外観は深く濃いガーネット。香りはブラックチェリーにプラム、スパイス。飲み口は清らかな流れの中に時折ぎゅっと凝縮した果実味が現れる感じ。程よい酸も好印象。ボルドーの気品を纏った理知的でエレガントな南仏シラー。ボルドー正統派の赤ワイン好きなら…
弦楽四重奏の父、ハイドン(1732-1809)の弦楽四重奏の中で、おそらく一番最初にフーガ楽章が現れる作品だと思います。モーツァルトを刺激したのは想像に難くありません。明解で健康的。これぞウィーン古典派という感じがします。 The Quatuor Ebène plays Hay…
阪神西宮駅のすぐ南にある甲南亭グリル。東京日本橋の「たいめいけん」に似たクラシカルな洋食屋さんの雰囲気があります。中でもお気に入りの一皿は、ノスタルジックなわらじ型の洋食ハンバーグ(セットで¥1200)。これを食べるたびに、ハンバーグはソースを…
BWV781。ジーグ風のフーガ。多くの議論を巻き起こしたグレン・グールド(1932-1982)のバッハ演奏もすでに古典になりつつあります。ただ、誰も真似できないことにも変わりはありません。真の天才に後継なし。今も憧れの的です。 Glenn Gould-Bach Invention 10…
ティフォナはお人形のように可愛いです。ま、お人形なのですが・・・。アイが綺麗。Sony α-7Ⅱ+Contax makro planar 2.8/60 C。デュフーザーをつけたLED電球1灯。テーブルの上の撮影はほとんどこの組み合わせです。 プーリップ ティフォナ(P-106)
香りはマンゴー、桃、梨、柑橘、ミントなど、結構広がりがあります。飲み口はトロンとしたトロピカルな果実味と細かな酸、ミネラルのコラボが心地よいです。余韻もナチュラルで綺麗にフェードアウトします。こちらの経験値が上がったのか、はたまたヴィンテ…
西宮の平日昼のみ営業、八角楼(パーコーロー)の野菜炒め定食(¥700)。野菜炒めにホウレン草が入ってる。ちょっと意表をつかれた。でも、これが旨味を吸って良い感じ。久しぶりに野菜炒めの新境地を見た想い。 八角楼の野菜炒め
シューマン(1810-1856)の「子供のためのアルバム」作品68(1868)に収められている小さな前奏曲とフーガ。わたしのフーガへの憧れは、たぶんこの曲から始まったでしょうか。子供の頃は嫌だったシューマンの表現も、最近は妙にじーんと来ます。歳をとりましたね…
エノテカさんの受け売りだと、ジェームス・サックリング氏は「おそらくボルドーで最高のロゼワイン」と言ったらしいです(JS92点)。カベルネ・ソーヴィニョン100%、税込みだと5000円弱なので決して安くはないですが、メドック格付3級シャトー…