星★カフェ日記

テーブルの上のフーガな日常を書き留めています

ブラームス チェロ・ソナタ第1番 Op.38

ブラームス(1833-1897)はベートーヴェンほどフーガは書いていません。この1865年のチェロ・ソナタは、そんな数少ないフーガ(第3楽章)を含む作品になります。ベートーヴェンのチェロ・ソナタの形式を借りていますが、響きは完全にブラームス。大編成の協奏曲と聞き間違えそうな声部の厚みは圧巻ですね。ぜひ第1楽章から聴いてみましょう。

Brahms Sonata op.38 1st mvt Camille Thomas and Beatrice Berrut