星★カフェ日記

テーブルの上のフーガな日常を書き留めています

室内楽

モーツァルト 弦楽四重奏曲 第14番 「春」

モーツァルト(1756-1791)の1782年の作品。ハイドン・セットの1曲。第4楽章がフーガ。モーツァルトは余程この音型がお気に入りだったようで、ここでもジュピター音型が使われています。フーガ楽章に限らずモーツァルトらしい均整のとれた美しさに溢れていて聴…

ブラームス チェロ・ソナタ第1番 Op.38

ブラームス(1833-1897)はベートーヴェンほどフーガは書いていません。この1865年のチェロ・ソナタは、そんな数少ないフーガ(第3楽章)を含む作品になります。ベートーヴェンのチェロ・ソナタの形式を借りていますが、響きは完全にブラームス。大編成の協奏曲…

シューマン ピアノ四重奏曲 Op.47

ロベルト・シューマン(1810-1856)の1842年の作品。もう何度聴いたかわからないくらい聴いています。でも、いまだに第3楽章(12:23~)にさしかかると涙腺崩壊。「美しくも切なく」とはこのメロディーのためにある言葉です。それから、ロマン派嫌いのグールドで…