星★カフェ日記

テーブルの上のフーガな日常を書き留めています

2021-01-01から1年間の記事一覧

明苑の麻婆豆腐丼

本格中華の麻婆豆腐丼の辛さは遠回しな辛さ。そして遠回ししたあとでもインディアンカレーのようにあからさまになりません。深いところでじんわりホット。そして複雑な味わい。中華料理は世界三大料理の一角ですものね。でっかい納得です。 明苑の麻婆豆腐丼…

中華キッチン レンゲ のCランチ

最近、中華に行くたびに麻婆豆腐丼を食べています。麻婆豆腐って野菜が少ないので副菜でバランスを取りたいのですが、適当な単品がないことが多い。「うーん、難しい」と思うと探求してみたくなる性分なのです。その点、こちらのCランチは「うまくまとめてい…

龍王軒のマーボ丼と野菜スープ

マーボ丼ってスパイシーで美味しいんだけどバランスを良くしようとすると何と合わせるのが良いか悩みますね。野菜スープと合わせるとバランスはとれるのですが、麻婆豆腐と味のコントラストがつきすぎて、後半食べ疲れることも多い。でも、こちらの野菜スー…

西田公園の八重桜

西宮市の阪急神戸線沿線にある西田公園の八重桜。わたしの桜撮影は、毎年、この桜で終わりです。今年も元気に咲いてくれました。 西宮市・西田公園の八重桜

モーツァルト 弦楽四重奏曲 第14番 「春」

モーツァルト(1756-1791)の1782年の作品。ハイドン・セットの1曲。第4楽章がフーガ。モーツァルトは余程この音型がお気に入りだったようで、ここでもジュピター音型が使われています。フーガ楽章に限らずモーツァルトらしい均整のとれた美しさに溢れていて聴…

ボデガ・ノートン レゼルヴァ・マルベック 2018 

ブルーベリーヨーグルトにスミレの香り。口に入れると程よい果実味と新鮮な酸が清々しい。ベリーのエッセンスが後引く余韻。この値段でこの味わいならパーフェクトだと思います。肉ワインと言われるマルベックですが、お肉も特に必要なし。単体でじゅうぶん…

RYU-RYU でナスのアラビアータ

西宮北口のRYU-RYU Primoでナスのアラビアータ。RYU-RYUさんには何度か行っているのですが、いつもバターライスばかり食べていて今回が初パスタ。マイルドな辛さでお味は上々。いっしょについてきたバゲットもいい感じにソースを拭ける柔らかさで、お皿をす…

東川親水中公園の桜

東川親水中公園に毎年撮っているお気に入りに桜の木があります。今年も元気に咲いていました。特に、この位置からの眺めが好きです。まるで花の滝のよう。 東川親水中公園のお気に入りの桜

トーレス サルモス 2015

外観は濃い目のガーネット。でも、想像していたより濃くない。グラスに顔を近づけると、わりにはっきりした黒系ベリーの香りにヴァニラ、ハーヴ。チョコレートっぽい甘味を想像する香り。しかし、口に入れると一転、清い雫になり、次に、その中から果実が溢…

あかねやのカツカレー

西宮のとんかつ『あかねや』さんのカツカレー。『あかねや』さんに通うきっかけになったメニュー。油っぽくない衣にさらっとしたルー。ライトなのに充実した味わい。何度食べても美味しいです。 あかねやのカツカレー

プーリップ クラシカル・アリス

プーリップ in 星★カフェ シリーズの蔵出し。アリスの人形らしからぬ表情を見ていると不思議の国に連れていかれそうです。 Pullip Classical Alice P-096

西宮中央運動公園の桜

毎年眺めている家の近くの運動公園の桜。今年(2021)は昨年(2020)に比べるとちょっと清々しさがない気がします。昨年に比べて人が多くなったせいでしょうか?。なお、相変わらず、お散歩カメラはNikon COOLPIX S7000です。 西宮中央運動公園の桜西宮中央運動…

サン=サーンス 6つのエチュード Op.52 No.5 プレリュードとフーガ

カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)の1877年の作品。魅力的な単一主題のプレリュードとフーガ。フランス的な装飾が施されていますが、どこかメンデルスゾーンの面影があります。 Camille Saint-Saëns :Six Etudes Op.52 - No.5 Prelude and Fuge

洋食グリーンのエビフライとチキンカツ

今津にある老舗洋食店「グリーン」さんのエビフライとチキンカツのセット(¥1200)。カリっとした衣にフワッとしたチキンが良く似合います。エビフライの衣もしっかりついていて好印象。これから、いろいろ試したいと思います。 洋食グリーンのエビフライと…

クエブラダ・セカ・シャルドネ 2015

へーゼルナッツ風味のシューのようなフワッとした香りにうっとり。それから、白い花、樽のロースト香。味わいは、口に入れた瞬間は意外にあっさり。でも、みるみるレモンの酸味が広がり、濃度を増して、またふっくらしたシューの香り。そして綺麗な酸とミネ…

美松のかす汁定食

『美松』さんのかす汁定食。毎年、冬場に1度は食べたいものの1つ。それと、相変わらず食材の無駄を排した創意工夫に満ちた惣菜に感服。大根餃子!何それ?でも美味しいです。 美松のかす汁定食(¥550)

フランク 前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18

セザール・フランク(1822-1890)が1862年に作曲したオルガン曲です。ピアノ編曲のほうもよく演奏されるので、ここではピアノヴァージョンをリンクしておきます。フーガの後でも変奏される前奏曲のメランコリックなテーマがいつまでも耳に残りますね。Cesar Fr…

貧頭のチキンステーキ

こちらはカレー屋さんなのですが、わたしの最近のお気に入りはステーキ(チキン、ポーク、ラム)だったりします。特に、このサラダ!(なんて言うとステーキに失礼ですが・・・)。ふつうにレタス、人参、きゅうりにマヨネーズ、目玉焼きのせなのに、なぜか…

徹信のしょうゆラーメン

こちらのお店は、2、3年でがらっとメニューが変わります。去年の秋までは担々麺のみ。しかし、突如として「しょうゆ」「しお」「まぜそば」の普通のメニュー構成に。でも、味のセンスが抜群なのだと思いますが、どう変わろうとも美味しいのです。今日は筆…

パオロ・スカヴィーノ ランゲ・ネッビオーロ 2018

香りはイチゴとチェリーのキャンディにハーヴが複雑性を演出。若いのに思慮深い。味わいのは少しスパイシーな果実の印象。ドライ過ぎずフルーティ過ぎず。綺麗な顔立ちに嫌味のないスウィートな笑顔を浮かべている天使。そして最後は透明なミネラルの羽を広…

アントニーン・レイハ ピアノのための36のフーガ Op.36

ベートーヴェン(1770-1827)と同年生まれの作曲家アントニーン・レイハ(1770-1836)の作品。ベートーヴェンは「これはフーガではない」と言ったらしいです。たしかに、それまでのフーガにあるような近寄りがたい雰囲気はないですね。茶目っ気に満ちた変奏曲み…

figplateの甘酒と高野豆腐のハンバーグ

洋食ハンバーグが「油絵」だとすれば、さしずめ、このハンバーグは「水彩画」でしょうか。そこにHakutsuru Blanc(¥700)も加わって、昼から春うらら、朧月夜の気分です。 figplateの甘酒と高野豆腐のハンバーグランチセット(¥1650)

プーリップ タルギ

わたしがお迎えしたプーリップで、黒髪はこのタルギとクローイだけ。今回はでっかいコソコソ感演出していただきました。 Pullip Ddalgi P-018

明苑の得々セット

この焼き飯のフレーバーの多彩さ!でっかい驚きです。 明苑さんの得々セット(¥1000)

セヴン・スプリングス・ヴィンヤード ピノ・ノワール エオラ・アミティ・ヒルズ 2017

香りも色に似て落ち着いたブラックチェリーにスミレ、程よくグリルした樽のニュアンス。口に含むとややドライな果実の甘味とキュートな酸味の絶妙なバランス。適度なミネラル感。滋味を残しつつ綺麗にまとまる余韻。オレピノ初体験でしたが、ブルゴーニュと…

ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 Op.61

ベートーヴェン(1770-1827)が1806年に書いたヴァイオリン協奏曲。メンデルスゾーン、ブラームスのヴァイオリン協奏曲とともに三大ヴァイオリン協奏曲と言われる名作。昨日からずっと聴いているのですが、個の情念を爆発させるベートーヴェンらしい演奏になか…

春野菜とミンチのパスタ

阪神西宮駅を南に出て少し東に行ったところにある『クアドリフォーリオ』さんの今週のパスタ。わたしにとってのイタリアンの定義「カジュアル×季節感」にぴったり。菜の花の苦みが芽吹きの季節のイメージを鮮やかに喚起します。また、通いたいお店が増えてし…

シャトー・カントメルル 2014

グラスから立ち上るブルーベリージャムの上品なタッチ。それを中心に樽が様々な香りの幻影を見せる。口に含むと、果実の甘味が優しく、酸味も程よい。長い余韻。味わいが綺麗な温もりに変わる。 メドック5級のファーストを「なんて美味しいんだ!」と思うので…

ブラームス チェロ・ソナタ第1番 Op.38

ブラームス(1833-1897)はベートーヴェンほどフーガは書いていません。この1865年のチェロ・ソナタは、そんな数少ないフーガ(第3楽章)を含む作品になります。ベートーヴェンのチェロ・ソナタの形式を借りていますが、響きは完全にブラームス。大編成の協奏曲…

明苑の餃子

西宮の山手幹線沿いにある香港料理『明苑』さんの焼き餃子です。大きさのわりにお値段が張るなぁ、と思いながら一口食べて、自分の認識の甘さを思い知らされました。様々な香辛料と具材が口の中に見事な点描画を描くよう。よく考えれば中国料理はフランス料…