星★カフェ日記

テーブルの上のフーガな日常を書き留めています

フランク 前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18

セザール・フランク(1822-1890)が1862年に作曲したオルガン曲です。ピアノ編曲のほうもよく演奏されるので、ここではピアノヴァージョンをリンクしておきます。フーガの後でも変奏される前奏曲のメランコリックなテーマがいつまでも耳に残りますね。


Cesar Franck - Prelude, Fugue et Variation Op. 18

貧頭のチキンステーキ

こちらはカレー屋さんなのですが、わたしの最近のお気に入りはステーキ(チキン、ポーク、ラム)だったりします。特に、このサラダ!(なんて言うとステーキに失礼ですが・・・)。ふつうにレタス、人参、きゅうりにマヨネーズ、目玉焼きのせなのに、なぜか、凝ったドレッシングをかけたベビーリーフサラダより美味しい。でっかい不思議です。

f:id:ho4cafediary:20210317185606j:plain
貧頭のチキンステーキ(¥800)

徹信のしょうゆラーメン

こちらのお店は、2、3年でがらっとメニューが変わります。去年の秋までは担々麺のみ。しかし、突如として「しょうゆ」「しお」「まぜそば」の普通のメニュー構成に。でも、味のセンスが抜群なのだと思いますが、どう変わろうとも美味しいのです。今日は筆頭の「しょうゆ」をいただきました。日本的な素材の旨味が混然一体になった味わいのスープにうっとりします。魚のダシも仄かでわざとらしくない。やっぱり今回も、でっかい「はなまる」をつけたいしょうゆラーメンでした。

f:id:ho4cafediary:20210315190213j:plain
徹信のしょうゆラーメン(¥900)

パオロ・スカヴィーノ ランゲ・ネッビオーロ 2018

香りはイチゴとチェリーのキャンディにハーヴが複雑性を演出。若いのに思慮深い。味わいのは少しスパイシーな果実の印象。ドライ過ぎずフルーティ過ぎず。綺麗な顔立ちに嫌味のないスウィートな笑顔を浮かべている天使。そして最後は透明なミネラルの羽を広げ、大空に還っていく・・・。ネッビオーロという品種は個性的。ときには使用人に嫌がるジビエを強要する悪役令嬢すら連想してしまうこともあります。でも、こちらはよくできた方はのようです。どのような(お料理との)会合でもにこやか。これなら、どこにお出になられても問題ないでしょう。どうぞ、貴殿のお城にもお迎えください。(WA92)

f:id:ho4cafediary:20210314143952j:plain
PAOLO SCAVINO LANGHE NEBBIOLO 2018

アントニーン・レイハ ピアノのための36のフーガ Op.36

ベートーヴェン(1770-1827)と同年生まれの作曲家アントニーン・レイハ(1770-1836)の作品。ベートーヴェンは「これはフーガではない」と言ったらしいです。たしかに、それまでのフーガにあるような近寄りがたい雰囲気はないですね。茶目っ気に満ちた変奏曲みたい。でも、この方がパリ音楽院の教授になったことが、その後のフーガ作曲家の系譜がドイツからフランスに移行したきっかけになった気がします。お弟子さんのセザール・フランクから、サン・サーンス、フォーレラヴェルへと。21世紀に入って再評価がはじまり、録音も増えてきているので、注目しています。


Ivan Ilić performs Antoine Reicha's Fugue no 32 [live]

figplateの甘酒と高野豆腐のハンバーグ

洋食ハンバーグが「油絵」だとすれば、さしずめ、このハンバーグは「水彩画」でしょうか。そこにHakutsuru Blanc(¥700)も加わって、昼から春うらら、朧月夜の気分です。

f:id:ho4cafediary:20210312203413j:plain
figplateの甘酒と高野豆腐のハンバーグランチセット(¥1650)

プーリップ タルギ

わたしがお迎えしたプーリップで、黒髪はこのタルギとクローイだけ。今回はでっかいコソコソ感演出していただきました。

f:id:ho4cafediary:20210310170252j:plain
Pullip Ddalgi P-018